図面だけで家買って大丈夫??
1・今って住宅バブル?? 人は増えるのに空き家が増える矛盾??
現在、住宅バブルであるように感じます。
私の暮らすつくば市でも、森を切り開き住宅街へと姿を変えています。
特にTX(つくばエキスプレス)沿線沿いに顕著に見られます。
ここ数年ですっかりと車窓からの景色が変わってしまったと感じます。
将来訪れる少子高齢化や空き家問題は、広く認識されています。
若手建築士必見!! 人口減少と建築の関係性 未来をよむためのヒント - 建築士 まるたかのブログ .com
今後間違いなく空き家が増えます。
しかし、新築物件数も増えています。
今後、人は減るけれど家は増える。
これって正常??
住宅需要よりも物件数が多いので住宅の価値が下がる?のではないでしょうか。
いずれ我が家が空き家となる可能性があることを意識すること、
空き家の活用について検討することは、これから家を建てる方にとっても非常に重要であると思います。
空き家活用事業を手掛ける面白そうな会社があったので、紹介します。
カリアゲJAPAN
名前の通り、家主より期間を限定して物件を借り上げ(カリアゲ)て、
借主がリノベーションをして、契約者へ貸すという仕組みのようです。
使い道のない家を保有している家主にとっては、
費用がかからずに物件をリノベーションができて、
かつ若干ですが家賃収入があるので、家主にとってはとても魅力のある仕組みです。(色々なケースがあるようで、一概には言えませんが)
東京だけでなく地方の物件もあるようなので、
家主の方や事業展開をしたい方、物件を借りたい方はチェックして頂けると良いと思います。
2・ハウスメーカーを選ぶ際のプロセス
住宅を建てる方は、何社へも問い合わせをし、各社の提案を受けると思います。
(高額な買い物なので、できる限り色々な検討した方が良いと思います。)
大まかな流れとして、
1・問い合わせをする。
2・対面の打合せをする。要望を建築士へ伝える。
3・数週間後に、提案資料をもらう。
ここまでは、無料。ここから先へ進む場合は、費用が発生。
このような流れが一般的であると思います。
提案資料の構成として、
平面図
外観イメージパース
内観イメージパース(無いところも多い)
概算見積もり
が多いと思います。
果たして、この資料だけで今後詳細を詰めていくハウスメーカーを決定することができるでしょうか?
中には、BESSのように何度も展示場を訪れることを目的に、
来場回数によって景品があるハウスメーカーもあります。
(私も何度かお伺いしましたが、展示場の雰囲気がとても良かった印象があります。)
何度も来場して頂いて、じっくりと体験して頂くことが目的だと担当の方がおっしゃていました。
この最初の段階で、
内部の雰囲気や動線をシミュレーションできたら施主にとって、非常に有益であると考えます。
2000〜3000万円の買い物を、図面だけで決められるのか?
無料提案の範囲内で決めってしまって問題ない?
そのように、私は感じます。
私が今取り組んでいること
住宅購入者が内部の雰囲気や動線をシミュレーションできるサービスを研究中です。
↓ 提案資料にこのような動画が付いていたら、イメージを掴み易いですよね。
まだ、VRのコストは高いですが間違いなく一般的に普及します。
一部のハウスメーカーでは、VRを導入しています。
住宅は高額な買い物です。
悔いの無い理想の住まいを手に入れて頂けるよう頑張ります!!
★☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
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★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。
「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。
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