「本当の豊かさとは何か」
しばしば、NHKの特集番組や生活スタイル関係の雑誌に取り上げられるテーマです。
そんな番組を目にしたときだけ一時的に考えるが、深く考えることはこれまでなかったように思います。
時代の変わり目
IT業界で名を馳せてた堀江貴文氏や、スティーブジョブズ氏のような、
時代の異端児と言われる人達は、
こぞって
「決められたレールを走るな。自分でレールを敷け。」
「自分の信念を貫き、好きなことをする」
といったメッセージを発信しています。
しかし、私たちとは違う世界にいる人というイメージが先行してしまい、
現実味のない話しとして捉えている方が過半数を占めていると思います。
私は、彼らの言葉に強く共感しています。
私達の普段の生活を考えると、
一部の人達に有利なように操作された価値観を植えつけられている?
と感じることがあります。
人口構成の変化
今後の少子高齢化を避けて通れない状況となります。
これは、すでに統計上証明されています。
人口構成の変化から、これまでの価値観は変わる可能性があります。
例えば、住宅情報雑誌をみてみるとそれを如実に感じます。
住宅神話の不思議
多くの人は、次のような人生ストーリーを描いているのでは無いでしょうか?
大学を進学後
↓
大手企業に勤め
↓
30歳前後で結婚し
↓
子供ができて、家を建てる
↓
そしてローンを払いながら一生を終える
マイホームを建てるのが人生のゴール!!
周りが建ててるから自分も建てないと!
と、よく親に言われていました。
その度に、
本当にそうかな??
矛盾を感じながら過ごしてきました。
住宅の状況
住宅情報雑誌は、エリアごとに発行されています。
不景気だ! 給料が上がらない!!
などと言われていますが、住宅着工数って意外と多いんです!!
住宅情報誌
住宅の情報誌は、出版社のマーケティングにより、
そのエリアで人気のありそうな事例が多く紹介されているので、その時代の流行りを確認するには格好の材料です。
また、外壁や内装など材料の比較ページもあり、非常にわかりやすく構成されています。
そこで掲載されている人気のある項目を見ると、
第1位 広いキッチン
第2位 リビングイン階段
第3位 広いバスルーム
住宅を建てようと考えている大概の方は、
これらのランキングや、掲載されている情報を参考にして
「これらを取り入れた家が良いのだろう!」
「これらを取り入れれば良い暮らしができる!」
という明るい未来を想像して、
30年を超えるローン契約を結ぶと同時に、ローンを返済する為に、
身を粉にして仕事をしなければならない状況に陥ります。
しかし、
これらの情報誌は、広い人を対象にしているので、
全員に適しているものではないと考えます。
自分にフィットする家は、自分にしかわからないし、
他の人と同じわけが無い。
一般的な流行りや、一般常識を除いてゼロベースで構築することが、
自分にとって良い家であると考えます。
自分と向き合うことなく豊かな暮らしをすることは不可能です。
まとめ
今は、いろいろな人が色々な情報を出していて、
かつ無料で手に入れることができる時代です。
アンテナを広くはり、情報をとって
自分にとって一番いい暮らし方を選択する時代です。
★☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
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★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。
「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。
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