「UnrealEngine初心者の私が苦戦していること」と「どのように解決したか」
に関する記事です。
現在取り組んでいるUnrealEngine4による建築ビジュアライゼーションの経過を書きます。
今までの経過
VectorWorksからの読み込み
VectorWorksからの取り込みは問題なく行えました。
UnrealEngine4の中でのウォークスルーはクリアです。
VectorWorksを使用した理由は、
いつも建築図やイメージパースをつくる為に使用していたソフトであったので、非常に慣れていたからです。
ブループリントをによるアニメーション
UnrealEngineの特徴である「リアルタイムレンダリング」
ドアを開けたり、照明器具のライトを付けたり、材料の色を切替たり等のアニメーションを綺麗なモデルのなかで実行できます。
太陽のシミュレーションも可能で、昼・夜のシチュエーションを変えることもできます。時間によって変わる見え方を表現することができるので、プレゼンテーションの幅が広がると考えています。
これらを組み合わせてコンテンツを作ってみようとしたところ、
壁にぶつかってしまいました。
苦戦したこと(ピポットが合わない・ずれる)
ドアの開閉モーションを作る為ドアを縦軸回転させたいのですが、何度やってもずれてしまいます。
失敗1
再生した時にドアが消えたので、どこいった??
と探したところ、ドアが孤を描いてふっ飛んでました。
ピポットの起点を合わせて回転させたのですが、基点のずれが原因のようです。
いろいろお話を聞いたところ、UnrealEngine上でのピポットの変更は永続的なものではなようで、モデリングソフト側で設定する必要があるそうです。
失敗2
ピポット位置を変更して、再度挑戦してみました。
起点が微妙にずれています。失敗です。
膨らみながら回転しているのが分かります。
成功例
ついに成功しました。
基点の設置ばっちりです。
どうやら、基点の考え方が間違っていたようです。
基点とする位置を、画面の中心点に合わせるのがポイントのようです。
基点の設置が「VectorWorks」ではうまくいかず「3DSMAX」にて基点の設置をしました。
アニメーションをする部材は基点の位置が重要です。
VectorWorksでうまく設定できる方法を検討してみます。
最後に
知っている方であれば簡単なことであったでしょうが、無知な私はすごく時間がかかってしまいました。
改めてエンジニアの方々の凄さが身に染みてわかりました。
本当にすごいです。
もうひと踏ん張り、これからも困難に負けず頑張ります。
★☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
↓「まるたか」について詳しくはこちらをご覧下さい。
★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。
「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。
ブログ記事の更新はsamurai architectの「 Facebookページ」にてお知らせしていますのでフォローをお願いします。