こんばんは「まるたか」です。
今回は、「3Dモデルを写真からつくる方法」に関する記事です。
前回は、テクスチャーの入手法についてかきました。
↓前回の記事
3Dモデルをつくる為には、時間と手間がかかります。
(熟練した方ならすぐできちゃうらしい・・)
簡単に作成できれば、
「検討中の家具を実際に置いてみよう」 とか
「雰囲気を出すのに小物を配置したい」などの要望に対応し易くなります。
使用したもの
1・ソフトウェア (ReCap/Autodesk)
3Dモデルをつくる為に使用したソフトは、
Autodeskの『ReCap』です。
ReCapとは
Autodeskから提供されているソフトウェアです。
↓詳細は、メーカーのホームページをご覧下さい。
Introducing Autodesk® ReCap™ Photo
ドローンによって空撮された写真を取り込んで、3Dデータにする。
すごい!!!
広大な土地や建物でできるのだから、建物内の家具でも同じようなことができるのだろうと思い試してみることにしました。
↓ サンプルモデルの映像はこちらです。
2・撮影器具 (スマホ)
撮影器具は「iphoneSE」です。
一眼レフカメラ等の高画質なカメラを使いたいところでしたが、今回は実験ということで、スマホを使用しました。
ReCap導入までの流れ
ReCap導入までの流れを簡単にかきます。
①ソフトウェアのダウンロード
試しに1か月のサブスクリプション版を購入しました。
6,480円/月(税込み)
(無料の試用版もあるようです。)
↓
②Autodeskのアカウント作成
↓
③ReCap Photoを起動
※ここまでの流れは、他にも手順を説明してくれているサイトがあるので、そちらを
参照してみて下さい。
モデル作成までの流れ
①写真を撮影します。
第1回目の被写体は「マウス」でやってみました。
360°まんべんなく撮影します。
最低20枚以上の写真データが必要のようです。
②写真をアップデート
ReCap Photo の 「Create 3D」をクリック
ここへドラッグ&ドロップします。
③クラウドでモデルを生成
モデルの生成は、クラウドで行うようです。
作成されるのを待ちます。
④生成されたモデルをダウンロード
生成されたデータをダウンロードします。
⑤「ReCap Photo」の Editor でモデルを確認する
結果1回目(対象物:マウス)
アップロード写真枚数:22枚
なんじゃこりゃ?? 失敗です。
マウスの輪郭はありますが、得体のしれない生物のようなモデルが生成されました。
完全に失敗です。
原因の考察
手振れがあったことと、カメラではなく被写体自体を回転させたことが原因と考えます。
その失敗を踏まえて2回目の挑戦。
結果2回目(対象物:椅子)
アップロードした写真枚数:50枚
さっきよりはだいぶモデルらしくなりました。
穴が開いていたり、不要な背景を消す必要があります。
3Dモデルとして使用するには、もっと工夫しなければなりません。
なにより部屋がちらかっている (+o+)
整理整頓した環境で再挑戦します。
最後に
今回の検証で、様々な問題点がみえましたが、綺麗に生成できる手法を確立できれば、まちがいなく活用できるソフトであると感じました。
今後も検証を続けていきます。
次回の目標・試すこと
1・整理整頓した環境で撮影する
2・三脚を準備して、撮影する高さを固定してみる
3・モデルを取り出しでデータを書き出して、UnrealEnjineへ取り込む
4・アップロードする写真枚数を増やす
★☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
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★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。
「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。
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