建築士 まるたかのブログ .com

建築士をしている「まるたか」です。このブログは、アフィリエイト収益を目指して立ち上げたブログです。建築設計の案件数が減るこれからの、建築士の新しい収入源となるかを検証しています。

職人から転職するとどうなる? 配管工から建築士へ 自分の経歴を振り返る

こんにちは「まるたか」です。

 

今回は、自分の転職歴・これまでの経歴についてまとめてみました。

 

私は、

「配管工」〜「設備施工管理」〜「建築士」

という経歴を持っています。

 

周りから言われることですが、建築士としては珍しいようです。

 

建築士になることを決意した時は、

おじさんから

「現場上がりの建築士なんて見たことない!無理だ!」と言われました。

 

「働き方改革」というワードがニュースで流れ、

働き方についてクローズアップされる昨今ですが、

副業、転職などをお考えの方も多いと思います。

 

大した経歴ではありませんが、

少しでも私の経験が参考になれば嬉しいと思い記事にすることにしました。

 

周囲の大反対の中、

職人から建築士へキャリアを変え現在に至っていますが、

あの時の判断は間違っていなかった。

変えてよかった。

と思います。

 

それではこれまでの経緯をご覧下さい。

f:id:c6amndbgr3:20180519173317j:plain 

 

これまでの経歴を振り返る

 大学卒業〜職人時代(23〜25歳)

大学

日本大学機械工学科卒業後、

地元茨城県の冷凍冷蔵設備会社の配管工から、私のキャリアは始まりました。

大学では、熱機関を専攻していました。

 

機械工学科を選んだ理由は、ただ単にバイクや車いじりが好きだから機械工学科に進んだという単純な動機です。

職人時代

月給:18〜23万(手取・残業代含む)

 

配管工として、現場作業をしていました。

デスクワークよりも、体を動かす仕事の方が性に合っていると考えたことがきっかけです。

 

関東県内を中心に、食品工場やスーパーマーケットの現場が多かったです。

入った当初は、材料の準備、後片付け、運転、搬入作業がほとんど。

 

半年ほど経ってから、配管の溶接作業をさせてもらっていました。

食品を扱う仕事であったので、土日や昼夜もなく仕事がありました。

 

現場作業は好きでしたし、何より職人さんの気質や雰囲気が自分に合っていました。

今振り返っても、本当に良い環境で働いていたなと思います。

 

現場作業の難しさや大変さ、何より建物がこのような多くの作業員のおかげで成り立っていることを、身をもって経験できたことは貴重な経験がでした。

施工管理・設備設計時代(25〜28歳)

月給:20〜25万円(手取・残業代含む)

 

職人時代に、先輩の代わりに職長会議に出たり、施工図読みをしたきっかけから、

施工管理に移っていきました。

 

施工管理とは、簡単にいうと現場のマネジメントの仕事です。

設計図から施工図作成

現場作業員の手配・予算管理

材料の手配・予算管理

他業種の職長との工程調整・打合せ  など 

この頃は、職人時代よりも多くの人達と関わっていました。

(配管工、電工、重量とび、断熱パネル工、断熱工、大工などなど)

 

その分神経を使うことが増えましたが、より多くの仕事を知ることができたし、広い視野で建築に携わる立場になりました。

 

現場の範囲も広くなりまして、北関東圏から東北や甲信越地方などの現場にもいかせて頂きました。

一番覚えている現場は、気仙沼のフカヒレ工場です。

 

この頃から、クリーンルーム等の設計を任せて頂けるようになりまして、自分で設計した現場を自分で管理する機会も増えてきました。

自分の設計が実際の現場で成り立つのか?

不具合があった場合は、どこが悪かったのか?

どう修正すれば良いか?

どこを改善すればさらに良くなるか? 

仕事量が多く大変な日々でしたが、今思えばこのようなPDCAを日々回していた時でした。この頃の成長はすごかったと思います。 

  建築士との出会いと志した理由

1・建築士がカッコよかった

施工管理として、某スーパーゼネコンの食品工場建設現場に入っていた時の頃です。

 

私は、サブコン(大手の設備会社)の下請けとして現場に携わっておりました。

定例会議に参加した時に出会った建築士さんが、とにかくカッコよかった。

 

現場を全て把握していて、難しい質疑に対して的確に回答を出している。

なんて建築士ってカッコいいんだ!

 

自分も建築士になりたいと思うようになりました。

2・設備が意匠計画によって変更となる疑問

設計の流れとして、まず意匠の計画から始まります。

 

建築設計がプランを設計し、その図面をもとに設備設計を行います。

冷蔵冷凍設備は、建物の断熱性能や配置、前室の有無で必要な能力・規模が変わります。

 

当時は設備を意識しない意匠設計も少なくなくて、

「こうしたら室外機の容量が少なくなるのに・・」

「ここに前室をつけた方が、温度変化が少なくなるから省エネになるのに・・」

など、設備設計の立場ではどうしようもない壁があるのだなーと感じました。

 

建築士を志したときの周りの反応

建築士になることについて、周りに相談したところ

「意匠設計は食えない。」

「配管工から建築士になった前例はない!」

「建築学科を出ていない奴は無理!働けない!」

 

周りからは大反対されました。

 

でもどうしても建築士になりたかったので、

在職中に2級建築士を取得し、建築設計事務所へ転職しました。

 

当時、私の決断に賛成し応援してくれた妻にも本当に感謝しています。

 

建築士事務所時代(28〜現在)

月給:18〜24万円(手取・残業代含む)

f:id:c6amndbgr3:20180520021447j:plain

 

今までとは全くはたけの違う世界で、入社当初は大変でした。

 

最初の仕事は、設計の補助です。

図面をトレースしたり、積算用の見積書を手配したり、現場調査が主な仕事でした。

 

初めて使ったJW-CADの使い方がなれずに、トレースするにもすごい時間がかかってしまい、夜う遅くまで作業していることもしばしばでした。

 

建築基準法にも戸惑いました。

 そんな時に助けてくれたのが、次の書籍です。

建築申請memo2018

建築申請memo2018

 
建築消防advice2018

建築消防advice2018

 

 図解でわかりやすくまとめられています。

建築指導課の方も使用している本です。

手放せません。

そこから少しずつ、改修工事の一部の図面をかいたり、住宅を設計を任されたり、設備設計として、電気設備や給排水の図面もかきました。

 

現場の監理にも同行させて頂きまして、施工状況の確認・検査や諸官庁申請も任されました。

 

今では、マスタープラン作成から設計に携わり現場監理まで担当しています。

 

これまでの現場の経験があるせいか、現場とのやりとりは得意です。

(一般的に現場対応が苦手な建築士が多いようです。色々な監督さんがいます。)

 

施工管理の頃から、色々な性格の監督さんと仕事をしてきたので、

「この人はこのタイプだな〜。この分野は苦手だろうから、最初から注意しておこう。」などの対応が取りやすいです。

周りからの反対を押しのけて建築士になった結果

建築士を志した当時は、

「絶対無理だ!!やめた方がいい!!」

と周りから否定されていましたが、

無事にここまでやってこれています。

 

施工管理では分からなかったことを含めて経験できているので、

転職は間違い無かったと確信しています。

f:id:c6amndbgr3:20180519173357j:plain 

  ここまでの経歴を振り返り思うこと

これまでの経験から思うこと

私のこれまでの経験から学んだことをまとめました。

1・人生に無駄なことは無い。色々な経験が必ずいきる。

2・人の助言を鵜呑みにしてはいけない。

  自分の意思を優先し、やってみたいことをできてよかった。

3・絶対になんとかなる。(なんとかするような対応力必要)

4・環境が自分を変える。

5・どこでも人付き合いが一番重要。

 

 偉そうに自分の経歴をまとめましたが、私は本当に何も無い人間だと思っています。

 

これまでの人生は、本当に人に恵まれました。

本当に人に助けられながら生きてこれたと思っています。

 

 人生成せば成ります!!

これからのこと

建築士として6年ほど経ちまして、新たな興味や目標があります。

 

それは、

「建築の知識を使って新しい価値を生み出す」

「建築士の仕事を改善する」

の2つです。

この2つを実現するためには、次のキーワードが重要であると考えています。

f:id:c6amndbgr3:20180520021253j:plain

1・新しいテクノロジーを積極的に導入する。

1−1 クラウドファンディングによる建設費調達

私が一番注目した出来事は、

建築家の隈研吾さんと、公共学校初の民間校長となった藤原さんがおこなった一条高校の記念講堂建設にクラウドファンディングによる資金調達の試みです。

一条高校は、奈良県の公立高校です。

これまでの公共工事では税金が投入されるのが当たり前でしたが、

クラウドファンディングを介することで個人から建設費を集めることができます。

つまり、個人の意思の集合によってが公共施設をつくるとも言い換えることができます。

 

大前研一さん落合陽一さんの提唱する「マスから個人の時代」を現実的に感じる事例です。

 

役所にしかできない工事はあります。税金投入が全て間違っているとは思いません。

 

しかし、これまでの受動的な受注による設計業務から、能動的な設計業務へのシフトの可能性を感じる事例です。

昨年末に注目された仮想通貨やブロックチェーンの技術も、

間違いなく建築の分野に浸透していくと考えています。

 

実際にビットコインが使える不動産屋さんも話題になっていました。

1−2 建築ビジュアライゼーション

これまでの建築行為に関する意思疎通は、

図面やイメージパースなどの2Dコンテンツが主流です。

これは、お施主様や施工者に対しても同様です。

 

それぞれ(設計者、施主、施工者)のイメージが異なる場合も少なくありません。

それを改善するために使用したいテクノロジーは、

VRやBIMなどの3Dコンテンツです。

visualization カテゴリーの記事一覧 へ戻る

 

イメージ共有の方法として、建築模型があります。

 

模型の問題点としては、

作成するとき、修正するときに多大な時間が必要であることです。

  

費用もかかるので、全ての現場へ導入することは難しいです。

 

これが3Dデータであれば容易に修正できますし、

模型作成よりもコストは抑えられます。

 

また、データのやり取りにより遠方にいる方へのプレゼンや、クラウドワークなどへの対応も可能です。

 

設計段階から3Dデータとなるので、

「プランを検討する」

「図面を作成する」

「3Dもつくる」

ことが同時進行で可能です。

 

この分野は、ゲーム業界で盛んでどんどん新しい技術や挑戦が発信されています。

2 建築の枠を超えた動き・異業種との連携

リフォームやイノベーションなどの案件が増えているとはいうものの、

建築全体の市場規模は減少傾向にあります。

 

成熟化した社会においては建築インフラがほぼ行き渡り、

高度成長期ほど建設の需要が減っています。

 

これまで成り立っていたビジネスモデルを時代に合わせて変化させていく必要がありますが、そこで必要なことが「建築の枠を超えた異業種との連携」であると考えます。

 

「建築」と「別の何か」をかけ合わせて、新しい価値を生み出す。

この動きが今後もっと増えると考えます。

独立へ

今後現在の事務所を辞めて独立します。

どうしてもやってみたい事業があるからです。

 

今回も、建築士に転向した時と同じように

周りから大反対をされています。

 

正直不安はあります。

 

しかし、

自分で正しいと思うこと、自分がやりたいことをすることが

最も間違いのない方法であると私は信じています。

 

 

★☆☆

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

この記事を書いた人

 

「まるたか」についてはこちらをご覧下さい。

このブログについて 建築士の挑戦 - 建築士 まるたかのブログ .com