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部下との接し方に悩む建築士の皆様へ  最近の若者の接し方

経験を積んできた皆様は、

マネジメント業務が増えてきていると思います。

 

マネジメント業務とは、

スケジュール管理、人員配置・管理、外注業者の選定など

プロジェクトが完了するまでの一連の業務を管理する業務です。

 

マネジメントに携わる多くの方が悩んでいることの多くは、

部下との接し方です。

 

以外にも、外部の方よりも一緒にいる時間が長い直属の部下の方が

気を使う傾向にあるようです。

 

これは、建築業界だけでなく、あらゆる業界で共通の悩みです。

 

私も同じように悩んだ時期がありましたが、

ある考え方をすることで、前向きに考えることができました。

 

今回は、「部下との接し方に悩む建築士の皆様へ」と題しまして

最近の若者との接し方について考えてみました。

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部下、上司がそれぞれ相手へ感じていること

まずは、お互いがどのように感じているかをみていきます。

上司が部下へ感じること「ベスト5」

1位 やる気が無い。仕事へ対する責任感が無い。

2位 気が利かない。

3位 覇気がない。元気が無い。

4位    向上心が無い。

5位 時間を守らない。

 

 

私自身、全て何となく理解できます。

同じようなことを部下へ思ったことがあります。

 

同じように

「部下が上司へ思うことベスト5」

をみてみると、

1位 指示されている作業の意味が分からない。教えて欲しい。

2位 すぐ怒る。

3位 上司が時間外作業をしている意味が分からない。

   なぜそんなに頑張る?

4位 尊敬できない。

5位 特に意見無し。

 

 

世代や生まれた環境が変われば、考えることも変わります。

皆が同じであることはあり得ません。

 

しかし、それが頭では分かっていても心ではモヤモヤしてしまうことがあります。

そんな時に私はこのように考えるようにしています。

 

部下がやる気が無いのは当たり前。

 

経営コンサルをしている方から聞いた話ですが、

人の行動力は、

自然(ジネン)」「他然(タネン)」「不燃(フネン)」の

3タイプに分けられるそうです。

 

「社員を採用する時に注意すること」として聞いたお話なのですが、

チームを考える時にも応用できそうなので紹介させて頂きます。

 

自然(ジネン)とは

勝手に動ける人。

自分で目標を定めて勝手に頑張る人。

幹部候補生向け。

全体の10%

 

「他然(タネン)」

外部の要因で動く人。

自身では難しいが、指示を受けて動く人。

作業員向け。

全体の70%

 

「不燃(フネン)」とは

自身でも、人の影響を受けても動かない人。

全体の20%

 

 

マネジメントの業務を担うポジションにいる方は、

間違いなく「自然(ジネン)」タイプです。

 

自身で努力を重ね、今のスキルと地位を勝ち取ってきた方々です。

ガムシャラに仕事に打ち込み、多くの試練をくぐり抜けてきたことでしょう。

 

なので、余計に「やる気の無い部下」が目についてしょうがないのです。

 

仕事にも「仕事神経」があると考えています。

 

「仕事神経」とは、「運動神経」と同じような意味の造語ですが、

生まれ持った、その人の仕事に関するセンスです。

 

私は、仕事のセンスが無い人は、一生仕事ができるようにならないと考えています。

 練習・修練をして「仕事神経(センス)」は養うことはできると思いますが、

やる気が無い人は無理です。

 

多くの人は、他燃(タネン)タイプです。

自発的に動かないのは当然です。

 

そのような部下を自発的に動けるように

指導をすることは時間の無駄です。

諦めましょう。

それに費やす時間を、他の有意義なことに使う方が良いです。

 

では、他燃(タネン)タイプを

動かすにはどのようにすれば良いのでしょうか?

 

思考2 承認欲求を刺激する(価値観を認める。褒める)

人によって仕事に対する価値観は違います。

責任感がある人ほど、人生の仕事に対するパーセンテージが高いと思います。

 

しかし、仕事に対する意欲の低い人は違います。

中には、何の意識も無く、生きる屍のように仕事をしている人もいます。

 

これも、思考1と同じように

「何故意識が低いのか?」と考えても無駄です。

 

人には承認欲求というものがあるそうで、

SNSが爆発的に普及した要員の一つであるようです。

 

SNSで「イイね」を貰うことに喜びを覚えるように、

承認される(褒められる)快感は人の脳にインプットされています。

 

うまくできたら褒める。

少しでも考えて動けたら褒める。

 

褒められた快感は、人の深層心理に刻まれます。

「バブロフの犬」と似ていますが、

褒められること(報酬・快感)を得るために頑張るという人は以外に多いようです。

 

思考3 若い人から学ぶという意識

 

若い人から学べることは多いと考えています。

 

ある程度経験を重ねてしまった私達よりも、

あらゆることが新鮮に見える若い人の方が、物事への「気付き」があります。

 

その「気付き」を私達が吸収することが、

業務を効率化することに繋がると考えています。

 

業務の指示は、裁量権のある方にしかできません。

うまく部下の意見を吸い上げて、

プロジェクトを動かせればあなたの評価も上がるはずです。

 

 

部下との接し方に悩む皆様、

神経を擦り減らしながら部下と付き合う必要はありません。

 

部下は、絶対に理解できないものです。

でも、ちょっとの意識の変化で前向きに考えられるはずです。

 

一緒に頑張っていきましょう。

 

 

★☆☆☆☆☆☆☆☆彡

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

この記事を書いた人 「まるたか」

 

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このブログについて 「建築士の挑戦」

★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設

退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。

「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。

 

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