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建築士をしている「まるたか」です。このブログは、アフィリエイト収益を目指して立ち上げたブログです。建築設計の案件数が減るこれからの、建築士の新しい収入源となるかを検証しています。

【独立開業のサバイブ記録①】二級建築士事務所として起業 半月経過して気づいたこと

建築士事務所を開業して約半月が経ちました。

 

毎日が新たな発見・気づきの毎日です。

 

 

 

常識から逸脱?二級建築士事務所としての開業 

正直なところ

「絶対上手くいく!上手く行かせる!」

と思い起業したものの、二級建築士事務所としてスタートする不安もありました。

 

周りからは

一級建築士じゃないと話にならない!

一級建築士でも仕事無いのに、まして二級になんて仕事無いよ!

等と言われたこともしばしば。

 

そう考えるのが一般的でしょう。

 建築業界を知っている方ならなおさらです。

 

 

 

今回は、「二級建築士事務所」として開業した実情を報告させて頂きます。

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開業して気づいたこと

【1】 想像以上に仕事が多い

開業して気づいたことは、想像以上に仕事が多いということです。

 

私は開業と同時にお仕事を頂くことができました。

受注先は、過去に一緒に仕事をした方や知人です。

 

 

知人がおっしゃるには、

「前は就職していたから頼み難かったけど、気軽に話せるようになった。」

「一級建築士だとある程度の仕事じゃないと頼めないと考えていたけど、二級建築士だからちょっとしたことでも頼み易い。」

らしいです。

 

 

自分が知らなかった仕事は、世の中に結構あります。

 

事務所の規模によって受注にも戦略があるので、

公共工事をメインに仕事をしている方の感覚で見ると「仕事が無い!」と見えるのかも知れません。 

 

規模が大きい事務所ですと、小さめの仕事は採算が合いづらいですもんね。

 

 

【2】一番大切なのはやっぱり人間関係!

SNS、インターネットによる集客方法がありますが、

受注に繋がる一番の方法は「人間関係」だと痛感しました。

 

人間関係=信頼関係」ということですが、「人間関係」が一番強力で他には真似出来ないものです。

 

インターネット利用も必要ですが、一番大切なことは「信頼関係」であることを忘れてはいけないな~ と改めて感じました。

 

確かにインターネットでの集客やプロモーション、コミュニケーションも必要です。

 

インターネットが普及する前は、非常にハードルが高かったと思いますが、

現在SNSで知り合った方とプロジェクトを進めています。

 

 

【3】1人の作業量の限界

1人よりも複数人で仕事をした方が良いです。

 

全てを一人でこなすのは、効率があまり良くありません。

 

打合せや現場調査が重なると、作図作業が進みません。 

ましてや、帳簿をつけたり事務処理等の作業もあります。

 

・自分の目標達成の為には、組織を大きくする必要があると感じる。

・自分が営業で不在の時にも業務を進められるようにしないと正直厳しい・・・。

・でも人を雇うと人件費がかかる。

 

多くの従業員がいる経営者の皆様は、本当に凄いな~と思います。

並の精神力では、こなせないでしょう。

 

そもそも、弱小事務所で働きたい方なんていないはず。

 

新人が入社するって、当時は当たり前だと思っていましたが、

実は相当凄いことだと分かりました。

 

 

 

私の理想の事務所像

私の目指す事務所像は、

「事業全体のデザインをトータルコーディネートすることで、顧客の更なる成長をサポートする組織」です。

 

設計事務所は、顧客の事業計画のうち建物のみに携わるケースが多いと思います。

 

私の理想とする事務所像を簡潔に言葉にすると、

『デザインと戦略を提案する。』

です。

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顧客側のメリットとして、

1・発注が簡易化する。

2・一貫性のあるデザインとなる。

 

それぞれの部門が単独で機能し、収益を得られる組織でありながら、

各部門が柔軟に連携できる組織とする。

 

経営の面からみても、

1|受注金額は大きいが業務完了までに時間がかかる「設計案件」「測量案件」と、

2|受注金額は小さいが業務完了のサイクルが比較的早い「WEB案件」「販促物デザイン案件」

が組み合うことで、長期的な関係性を築ける。

 

 

ザクっと組織の概要を検討したところ、大きな組織となりそうですし、

道のりも遠い....。

 

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新しいことを経験する度に、実現の難しさを改めて実感します。

 

お金も必要。

人も必要。

信用も必要。

技術・実力も必要。

 

遠い目標ですが、一歩一歩進んでいきます!!

 

 

さいごに

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今回は「起業後の経過報告」として、起業後半月の経過を紹介させて頂きました。

 

 

とりあえず、

一級建築士事務所じゃないと仕事が無い!

という私の認識は間違っていたことは断言できます。

 

 

二級建築士でも仕事は受注できます!

 

もちろん一級建築士資格の取得も目指します。

 

 

今後の経過は、「起業後の記録シリーズ」で配信していきます。 

 

 

  

★☆☆☆☆☆☆☆☆彡

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

この記事を書いた人 「まるたか」

 

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このブログについて 「建築士の挑戦」

★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設

退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。

「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。

 

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