この記事は、将来一級建築士受験を目指す学生の皆様向けの記事です。
建築士法改正!受験要件が緩和するのはご存知ですか?
建築士法が改正され、大学卒業後に実務経験無しに受験が可能となります。
この改正は、受験生にとっては大きな衝撃です。
これまでは、
一級建築士を受験するには、大学卒業後に実務経験が2年以上必要でした。
実務経験が無いと、試験を受験することすらできなかったのが、
改正後は、大学卒業後の実務経験無しに受験することが可能となります。
(但し、実務経験が不要となったわけではありません。試験期間も含めて、実務経験が2年以上経過した時に免許が登録が可能となります。)
合格率が大幅に向上するチャンス!
これまでの一級建築士受験では、就職して3年目の年に受験する方が大半を占めます。
入社3年目というと、仕事や会社にも慣れ少し難しい仕事も任される時期になります。
つまり、仕事が忙しくなる時期に受験することになります。
これが、多くの受験生の学習の支障になっていることは紛れもない事実です。
まして、在学中の皆様であれば、受験までの時間に十分な準備(情報を得ること)が可能です。
合格するには初年度が最適!
私の経験上、一級建築士を合格するには初年度が”最適”です。
その理由は、
1|仕事がまだ忙しくならない時期。
2|学生時代の勉強の習慣が残っている。
の2つです。
仕事が忙しくなると、勉強の習慣を取り辛くなりますし、
一度勉強の習慣から離れると、再び習慣を作り直すのに労力を要します。
生涯賃金の面からも、
なるべく早いうちに合格した方が有利ですね。
改正後は全体のレベルが上がる可能性「大」
さらに、今回の改正によって
既存の受験生は相当気合をいれて勉強しているはずです。
これは、建築士試験は相対評価なので、全体の出来で合否が変わるからです。
これまでは、同じ「働きながら受験生」だけの争いだったのですが、
「卒業したての受験生」もこの戦線に加わります。
まして、卒業したての皆様は「頭の回転」「勉強の習慣」からみても相当有利です。
資格学校の教員も、既存受験生に向けて相当気合を入れて取り組んでいるそうです。
私は、合格まで3年を要しましたが、
「適切な学習」と「勉強の習慣」があれば1発合格できたと思います。
一級建築士は一発合格可能!
建築士試験は難関資格ですが、”一発合格”は可能です。
(実際に、私の周りには”一発合格”を果たしている方が多数いらっしゃいます。)
一級建築士の学科試験受験者数は、毎年25,000〜26,000人が受験しています。
そのうち合格率は1〜2割程度でH25〜H29年までの平均合格率は約18%です。
一発合格を果たした方には、ある”共通点”があることがわかりました。
それは「適切な学習方法」と「モチベーションの維持」です。
一級建築士は難関資格ですが、1発合格可能です!
是非初年度合格を目指し、今から準備をはじめてみてはいかがでしょうか?
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最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
↓「まるたか」について詳しくはこちらをご覧下さい。
★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務については、『ARCHITECTURE ARCHIVE 〜建築 知のインフラ~』にて情報発信中。
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