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建築士をしている「まるたか」です。このブログは、アフィリエイト収益を目指して立ち上げたブログです。建築設計の案件数が減るこれからの、建築士の新しい収入源となるかを検証しています。

【設計事務所設立の記録 12】 開業に適したオフィスとは? 

【開業の記録12】開業に適したオフィスとは? 

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事業計画書、メールアドレス設定、ホームページ作成などの準備が終わり事務所設立までもう少しです。

 

建築士事務所設立には、事務所が必要です。

 

単に事務所といえど、「自宅」「アパートやマンション」「テナント」「シェアオフィス」「バーチャルオフィス」などなど、多くの候補が挙げられます。

 

検討の結果、「コワーキングスペース」を事務所とすることに決定したのですが、その検討の過程や比較検討内容を記事にしてみようと思います。

 

「事務所選びに迷っている」「これから事務所を検討する」方々に参考になれば嬉しいです。

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 オフィスの種類と特徴

単にオフィスといえど、多くの種類があります。

目指す事業内容や目的によって、選び方が大きく変わります。

 

まずは、それぞれの長所と短所を整理していきます。

「自宅」

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自宅の一角をオフィスとして利用する形態です。

費用がかからないので、1人〜2人で創業する際に最も多く選ばれる形態です。

 

Apple社の創業者、スティーブ・ジョブス氏もガレージから創業したことで有名です。

長所

・賃料を抑えることができる。

・オフィスまでの移動時間が「0」

短所

・仕事とプライベートの区分が曖昧となりやすい

・家族の理解が必要

・来客や、アルバイトスタッフが訪れる時に抵抗を感じるケースがある。 

「アパート・マンション」

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アパートやマンションを、オフィスとして利用する形態です。

賃料がかかりますが、広さによって打合せスペースや広い執務スペースを確保することが可能です。

長所

・テナントを借りるよりも賃料が安い。

・キッチンやユニットバスが付いているので、寝泊りができる。

短所

・集合住宅の一室となるので、事務所の視認性が劣る。

・貸主から事業用に利用することを許可されない場合がある。

・内装や造作の自由度が低い。

 

「テナントオフィス」

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出典:http://www.k-hearts.com/search/detail.php?house_kind=1&house_id=HUS_532844853d2a7_36259

建物や、建物内の一角をオフィスとして利用する形態。
建物の意匠や立地によって、視認性が高い。

長所

・建物の意匠や立地によって、視認性が高まる。

・内装の造作の自由度が高い。

・事業内容に合った広さのテナントを借りることができる。

短所

・家賃が高い。

 

「シェアオフィス コワーキングスペース」

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出典:https://www.japandesign.ne.jp/space/150318_koil/

最近多くみられる形態です。基本的にはフリーアドレスですが、オプションで固定ディスクや個室がある施設もあります。

 

打合せスペースや共用スペースが充実しているので、 資金を抑えるには最適な形態です。住所を使うこともできるので、会社の登記も可能です。

長所

・賃料が安い。

・様々な業種の方が利用している。

・wifi・光熱費が月額料金に含まれているケースが多く、費用を抑えられる。

・公共設備が充実している。(3Dプリンターや工作室がある施設もある)

短所

・基本的に共用利用なので、自由度は低い。

・プリンターやFAXが置けない

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出典:https://www.japandesign.ne.jp/space/150318_koil/

 

シェアオフィスを事務所とした理由

事務所の条件を整理

私の状況に合った事務所の条件を整理していきます。

【設立時の事務所形態】

種  別:建築士事務所

職員数 :1人(私のみ)

【貸事務所の条件】

(1)  賃料が安い

     とにかく資金が乏しいので、極力出費を抑えたい。

(2)  打合せスペースを確保できる。

(3)  多くの業種の方と関わることができる

(4)  できるだけ見た目が良い建物

これらの条件から「シェアオフィス」が最適と判断したわけです。

 

(1)賃料が安い 

創立時は何かと出費がかさみます。

税金や事務所登録費などの事務所設立に必要な費用、名刺等の販促物、HPやメールアドレス用のドメイン費用など、資金が飛ぶように減っていきます。

 

ましては、確実な収入を得られる保証もありませんので極力固定費を抑えることを最優先事項としました。

 

(2)打合せスペースを確保できる。

設立時は、打合せをする機会が少ないですが、全く無いともいえないのでしっかり確保したいです。

しかし、利用頻度も少ないので共用利用ができる程度で十分でした。

 

(3)多くの業種の方と関わることができる。

所員が私だけなので、視野が狭くなってしまう可能性が考えられました。

新しい刺激を受けたり、出会いの場を得る為にも、多くの業種の方が利用しているところに惹かれました。

 

研究学園都市つくばの特色のせいか、「宇宙工学」「ロボット工学」「アプリ開発」「ソフト開発」などの最先端技術系ベンチャーが多いです。

めちゃくちゃ刺激的です。

 

(4)できるだけ見た目が良い建物

事務所を判断される要素の一つに、事務所の外観があります。

 

シェアオフィスは、外観がカッコいい施設が多いので良い印象を与えます。

わがままは言えませんが重視したい項目でした。

 

 

以上の条件をもとに「シェアオフィス」を利用することしました。

  

施設名は「つくば研究支援センター」です。

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出典:https://rubese.net/gurucomi/?id=1501507

インキュベーションマネージャーや、税理士さんや弁護士さんに相談することもできますので、利用料金以上のメリットがあると考えました!

 

 

【追記】頻繁に頂くご質問

ここからは、読者様から頂いた質問を紹介したいとお思います。

 

【Q1】「FAX機が置けない」とありますが、どうしているのですか?

回答

私は、インターネットFAXを利用しています。

 

従来のようなFAX機が不要で、PCのみで送受信が可能です。

スマホと連動させれば、スマホのみでも可能です。

 

現在の規模では、FAX機の必要性は感じていません。

 

実際使ってみた感想は下のページで紹介しています。

 

【Q2】シェアオフィスは多数の人と利用しますが、机は確保できますか?

回答

時期によりますが、今のところ支障はありません。

 

登記だけして、自宅で作業されている方も多いのが実際のようです。

 

打合せの時だけ施設を利用する方もいらっしゃいます。

 

 

さいごに

今回は「開業時に適した事務所とは?」という題材で

事務所形態の特徴や、私がコワーキングスペースを選んだ理由を紹介させて頂きました。

 

オフィスの種類が充実している昨今ですので、

事業内容や目的によってぴったりなオフィスが見つかるはずです。

 

「事務所選びに迷っている」「これから事務所を検討する」方々に参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

★☆☆☆☆☆☆☆☆彡

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

この記事を書いた人 「まるたか」

 

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このブログについて 「建築士の挑戦」

★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設

退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。

「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。

 

ブログ記事の更新はsamurai architectの「 Facebookページ」にてお知らせしていますのでフォローをお願いします。

 

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