小菅村タイニーハウスプロジェクトデザインコンテスト2018の
グランプリが決定しました!!
作品提出者数124組の頂点にたった作品を紹介します。
最優秀賞
応募者 :根岸 陽さん
タイトル:凸凹ハウス 森に開かれた細長い家
根岸さんは、オランダで建築を勉強された異彩の経歴を持つ方のようです。
周辺環境を上手に取り込んでいるせいか、
小さなスペースであることを感じさせないです。
プレゼン資料もとても綺麗です。
実際に建設されるのが楽しみです。
↓↓その他の受賞作品や授賞式の様子はこちらです↓↓
第2回タイニーハウス小菅デザインコンテスト2018の表彰式が開催されました。 | TinyHouse Kosuge Project
↓↓小菅村を視察した時の様子はこちらです↓↓
小菅村タイニーハウスプロジェクトデザインコンテストとは??
タイニーハウスプロジェクトデザインコンテストの主催者は
「小菅村」と「YADOKARI」です。
詳しくは、公式ホームページをご覧下さい。
小菅村公式ホームページ
YADOKARI 公式ホームページ
両者とも、普段なかなか目にすることが無いですが、
面白い取り組みをたくさんしています。
是非チェックしてみて下さい。
タイニーハウスとは??
タイニーハウスとは、日本語で「小さな家」という意味です。
「シンプルで無駄の無い暮らし」とうコンセプトで、
欧州や米国では人気があるようです。
日本の長屋の考え方にも似ていて、日本人に合っているように感じます。
最近では、建物の可愛さから
「インスタ映え」するということで、
プチブームになっているようです。
タイニーハウスのモデルハウス
『道の駅 こすげ』にタイニーハウスのモデルハウスがあります。
そこには、「小菅の湯」という温浴施設が併設してます。
外壁に建物の情報が記載されています。
構造:木造 平屋建 床面積:13.14m2 + ロフトスペース4.96 + 1.91 m2
キッチン、シャワー、WC整備
外装内装共に、国産材が多様に使われています。
とても良い雰囲気です。
今までの住宅スケールで考えると「小屋」と捉えられてしますかもしれません。
さいごに
今後も、タイニーハウスコンテストを開催していくようです。
このような地方発の取り組みが今後も出てきそうです。
コンテストを開催した、
「小菅村」と「株式会社ヤドカリ」
これからの動向に目が離せません。
タイニーハウスの将来性
タイニーハウスは、一般に普及している住宅と比べて「とても小さな家」です。
同時にとても効率の良い家であると考えています。
特に、住宅の光熱費(エネルギー)の観点から見ると非常に有利です。
有利な点
1・部材、建材が少なくてすむ。
2・面積が少ないので、冷房・暖房エネルギーが少なくてすむ。
3・建設費が抑えられる。
タイニーハウスの考え方は、パッシブハウスにも応用できると考えています。
例えば、費用高の問題です。
パッシブハウスを計画すると、
断熱材や窓などの性能を上げるため、
坪あたり10万円以上のコストアップが必要となります。
しかし、「タイニーハウス」のコンセプトである
「小さくかつ合理的で暮らしやすい家」
を組み合わせたら、工事費用の問題は解消されます。
「タイニーパッシブハウス」(仮)
研究する価値はありそうです。
★☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
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★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。
「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。
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