今日は、とある地方都市で建築設計事務所を経営しているS社長と会食をしました。
同業種の方ですが非常に貴重なお話を頂いたので、その中で特に心に響いた言葉をまとめてみました。
私と同じような境遇である方や、建築家を目指す学生の皆様にも参考になることがあるかもしれません。
- 成功者との対談記事をかく理由
- S社長について
- 名言1 変化し続けないとジリ貧になる
- 名言2 建築家になるな! デザイナーになれ!
- 名言3 やってみることが重要!(めちゃくちゃ研究、検証してから)
- 名言4 成功するための秘訣
- まとめ
成功者との対談記事をかく理由
建築着工数が減ると予想されている今後を生きていく為に、異業種との連携が重要になると考えています。
↓詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
その為の取り組みとして、いろいろな経営者の方々と対談をさせて頂いています。
S社長について
・大学卒業後に大手意匠系設計事務所に就職。
・10年間の勤務の後、地元に戻り建築設計事務所を設立。
・設立当初は、特に経営の知識がなく、いつ死んでもおかしく無いと考えた場面が何度もあった。
・現在では、東京を含め3つの事業所をもち、海外での仕事をしている。
・毎年20%ずつ成長を続けている。
名言1 変化し続けないとジリ貧になる
これは、S社長が経営の中で確信したことだとお話し頂きました。
- 時代は間違いなく変化していくので、同じことを続けていても、絶対に時代に合わなくなる。
- 例えば、30年前(バブルの頃)は、TV業界や自動車、広告代理店、製造メーカーが景気がよかった。さらに30年前は、造船業が景気がよかった。同じビジネスモデルが30年以上続くことはまれである。最近では、そのサイクルがどんどん短くなっていると感じる。今、造船業はどうか? 今のシャープや東芝の状況を、当時は誰も予想できなかった。今後どうなるか解らない。(予想はできるけど)
- いろいろなモデルを考えて、検証して、実行してみる繰り返しが不可欠。
(以上 S社長 談)
職業柄、経営者の方と話す機会が多いですが、この考え方は皆さん共通していると感じました。
名言2 建築家になるな! デザイナーになれ!
- 技術があることは絶対必要である。しかし、それだけに固執してはいけない。
- 多くの建築士は、自分の設計、デザインが第一と考えていて、その建物が誰の為のものか、その建物をどのように使うのかを見落としていることが多い。自己満足で仕事をする方が多い。(その人のデザインを求めるお施主様に対するものは除く)
- 施主のためにベストなデザインをする「デザイナー」であることが絶対必要。
(以上 S社長 談)
名言3 やってみることが重要!(めちゃくちゃ研究、検証してから)
- 失敗する可能性はゼロでは無い。
- 10のアイデアが常に頭の中にあって、その中から5つ位を絞ってさらに検証してみて、実行するのは3つ位。ビジネスとして成功するのは、1〜2つ。(良くて)今あるビジネスは、ずっと存続できない(年数が経つと競合が増えるので)から、常に新しい挑戦をしないといけない。(以上 S社長 談)
名言4 成功するための秘訣
- 成功し続ける為に心がけていることは非常にシンプル。
- 具体的な数値・ノルマ、仕組みを設定して、それを絶対にクリアする。それだけ。
- 設定した数値をクリアし続けるのみ。(以上 S社長 談)
まとめ
やはり、成功している人はめちゃくちゃ努力をしています。(一見そのように見えないですが。)
具体的な計画を立てて実行する。日々お金、社会の仕組みの勉強する。
今の私はいづれも圧倒的に足りていない。
「絶対にやってやる!!」と心に誓いました。
S社長貴重なお話をありがとうございました。
お話をして頂いたご恩に報えるように日々積み重ねていきます。
★☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
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★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。
「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。
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