一級建築士の試験は、合格率が低い難関資格です。
また、多くの方が仕事をしながらの受験勉強も合格率を下げる要因となっております。
私の受験経験から、
合格するには、
1|限られた時間を有効に使う(効率の良い学習)
2|モチベーションを高める工夫
が重要であると考えています。
今回は、私が実践した「効率の良い学習方法」と「モチベーションの高め方」を紹介します。
1|効率の良い学習方法
一次試験(学科)の勉強法について
効率の良い勉強方法は、ズバリ「過去問の反復学習」です。
過去問に類似した問題が出題される傾向が高いので、
過去問を理解することが最も効率が良い勉強方法であると考えます。
通学?独学?
仕事の都合で、休みが不定期であった為、
学校に通うことは諦めて独学を選択しました。
仕様した参考書(一級建築士)
1回目の受験は、二級建築士の時と同様の勉強法でのぞみました。
1級建築士試験 学科 過去問スーパー7〈2018(平成30年度版)〉
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結果は、不合格でした。
(二級建築士を1回で合格したので、「二級と時と同じ位勉強すれば受かるだろう」
なんて、甘く考えていたのが敗因だったと思います。)
↓ 詳細についてはこちらの記事をご覧下さい。
1年目の不合格の反省と、2年目の逆転合格するまでの過程を書きました。
知る人ぞ知る参考書
後から建築士の先輩に教えてもらったのですが、
「一級建築士合格戦略 法規のウラ指導」という良い本があったそうです。
私自身は利用したことはありませんが、
独学で受験される方に人気がある本のようです。
一級建築士の学科試験時は丁度発売されていない期間で、
過去の本が2万円で取引されていました。
今は、最新号として2018年版が発売されています。
建築士試験では、いかに「法規」で点数を稼ぐかが合格を左右すると言っても過言ではありません。
2|モチベーションの高め方
明るい未来を想像する! 受験生に贈る”ポジティブワード”
モチベーションを高める方法は人にって色々ですが、
私の場合、「建築士の明るい未来を想像すること」が効果的でした。
受験生のモチベーションを下げるキラーワード
受験生のモチベーションを下げる「キラーワード」を挙げますと、
1)「建築士の仕事は今後無くなる!」
2)「建築士に未来は無い!」
3)「建築士資格は足の裏の米粒」
4)「今年の合格は厳しいかな?」
です。
いかがですか?
皆様一度は耳にしたことがあると思います。
私も、何度も心を折られかけた経験があります。
本当に必要なのは「ポジティブワード」
勉強や仕事が辛くなると、逃げたくなるのが私たち人間です。
そこで活躍してくれるのが、「ポジティブワード」です。
私の考える「建築士の将来性」「一級建築士取得後変わったこと」
(1)建築士の将来性は超~明るい!(特に~30歳後半)
(2)一級建築士を取ると、世界が変わる!
(今風に言うとブチ上げ↑↑↑ これも古いかも?)
(3)一級建築士を取るとモテる!(年配の方に受けがいい)
と考えています。
これらは、
自分で事務所を運営しているので、特に感じるのかもしれませんが、
一級建築士をとってから、はっきりと世界が変わりました。
しかも、建築士にはまだまだ将来性あると思うし.......。
↓下の記事で詳しく解説しています。
来年度からはさらに競争が激しくなる可能性アリ!?
建築士法が改正され、
建築学科等の認定されている科目を修了された方は、卒業後すぐに受験可能になります。
(既に決定していて、来年から施行されると予想されています。)
つまり、これまでの戦線に、
新たに新卒者が加わるわけですから大変なことになりそうですね。
さいごに
建築士試験を合格するには、
1・効率の良い学習2・モチベーションを高める
が重要です。
学習環境・精神面を整えるのも、受験対策として重要です。
なかなか、勉強には入れない方は、
勉強場所を変えてみるのも良いかもしれません。
★☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
↓「まるたか」について詳しくはこちらをご覧下さい。
★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。
「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。
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