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一級建築士不合格の皆様へ「不合格経験者が語る失敗談」"習慣化している行動"に"学習"を足し算する重要性

「不合格経験者が語る失敗談」 

一級建築士試験 一次試験お疲れ様でした。

 

自己採点で合否はおおまかに分かっていたものの、

いざ合格発表されると否応にも現実が叩きつけられ、2度ショックを受けるものです。

 

私自身もそうでした。

自己採点で86点だった時、

「もしも合格基準点が下がっていたら?」

「もしも採点が間違っていたら?」

なんて淡い気持ちを抱きながら、いざ発表をみて

「やっぱり不合格か。」

みたいな。

 

その後

「やっぱりダメか~。」

「建築士向いてないかも~。」 

などの何の意味も生産性も無い心境に陥ってしまいました。

 

不合格を引きずっていても何の意味もありません。

来年に向けて重要なことは、気持ちの切り替えです。

 

現実を受け入れて、なるべく早く自分を変えることが重要であることに気付きました。

不合格になった原因は、確実に自分にあったのです。 

 

今回は、合格に向けた取組み方の参考になればと思いこの記事を残します。

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私の一次試験の経験談

私は2回目で学科試験をクリアしました。

 

1年目は文句なしで不合格でした。

2年目は、合格点ぎりぎりで合格をしました。

 

私はもともと学力がある人間ではありません。

むしろ無いほうです。

 

1年目の不合格の原因を振り返ると、明らかに学習量が不足していました。

「5月の連休明けから学習を開始すればいいか~」

「今日は法令集に線引いたしいいか~。」

なんて、甘い気持ちで取り組んでしまったことが敗因です。

 

受験生の多くは、仕事をしながら受験に臨むわけですから、

いかに効率良い学習をするかが鍵です。

 

【効率良い学習をする為に①】勉強を習慣化する

一つ目は、学習を習慣化することです。

 

習慣化するといっても、一日の中に何時間も勉強を充てるのでは無く、

 「習慣化している行動に勉強を足し算する」というものです。

 

しかし

「20:00~24:00は勉強時間にするぞ!!」

と決意しても、普段勉強していない方にとっては非常に大きな負荷がかかります。

 

また、常に仕事に追われるので、

1日にまとまった学習時間を取るのは難しいものです。

 

私たちの生活は、それぞれのルーティーンで動いています。

しかもその大半は、無意識で動いています。

 

以外に多い無意識な行動

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例えば、「歯磨き」ですが、意識して歯を磨く人は少なく

「朝起きたら、右手で歯ブラシを持ち、歯を磨く」

という一連の動作を無意識に実行します。

 

 

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「通勤」に関しても同じです。

「だいたい7:00頃家を出て、いつもルートで駅に行く。

 だいたい3車両目の前側のドアから乗り込む。」

のように、無意識に決定しているのです。

 

その習慣化している時間に学習を足し算するのです。

 

無意識の行動に学習を足し算する

1・「通勤時間」「昼食」の時間

合格者の方は「通勤時間」「昼食」の時間等を学習時間に充てている方が多く、

自分の生活の中に学習時間を上手に散りばめています。

しかも、試験直前だけでなく通年実施しています。

 

「通勤時間」を使うのであれば、電車やバス通勤の方が有利です。

いつも車通勤だったがあえてバス通勤に変える強者もいるようです。

 

私は、車通勤だったので「通勤時間」にこの方法はとれませんでした

 

そこで、週末に実施される会合に合わせて

「帰りに大学の図書館に行く」という習慣をつけました。

 

最初は苦痛でしたが、1か月位経つと当たり前のようになりました。

 

大学の図書館は、以外と空いているし、静かな環境なので学習場所としておススメです。

 

人によって環境が違うので、自分にとって最適な方法を試行錯誤することが重要です。

 

 

【効率良い学習をする為に②】モチベーションを高める

おそらく何の分野においても、自分のモチベーションがパフォーマンスに直結します。

 

モチベーションを高める方法は、人により異なると思いますが、

私の場合、「一級建築士の未来が明るいことを想像すること」が効果的でした。

 

受験生のモチベーションを下げるキラーワード

受験生のモチベーションを下げる「キラーワード」として、

1)「建築士の仕事は今後無くなる!」

2)「建築士に未来は無い!」

3)「建築士資格は足の裏の米粒」 

です。

 

このようなことを聞いたことはありませんか?

 

私も、何度か心を折られかけた経験があります。

 

強い心で学習する為に、これらの事実を確認することが重要です。 

 

 

詳しい内容は、この記事にまとめています。

 

【効率良い学習をする為に③】時間を確保する工夫をする

建築士試験の受験生は、働きながら受験勉強に臨む方が大半を占めています。

いかに学習時間を確保するかが重要なポイントです。

 

日々の仕事の中で、省ける部分を見つけて効率化はいくつかありますが

意匠設計者にとって一番ネックになるのは「建築設備」に関する分野ではないでしょうか。

 

一般的に外注するケースが多いのですが、委託先の対応いかんで

以外と振り回されることがあると思います。

 

私自身、設備の成果品が予定通りに上がってこずに

徹夜でその対応をしたことも何度もあります。

 

設備設計者の不足という社会的な背景もあり、一概に設備設計者を責めるわけにも行きません。

 

そこで私が実践した対応策は、「設備」をある程度できるようにしてしまうという方法です。

自身で設備設計を把握していれば設備設計のコントロールができますし、

道筋を立てた状態で発注に出せるので、設備設計者の負担も減ります。

 

最悪自分でできるという心理的な余裕にも繋がります。

 

トータルで考えると、このやり方に変えた方効率が上がりました。

 

設備を覚えることは自分のレベルアップに繋がりますし、

決して損はしないので是非実践してみて下さい。

 

さいごに

建築士試験を合格する為に効率よく学習する為に、

1・学習を習慣化する工夫

2・モチベーションを高める工夫

3・時間を確保する工夫

が重要であると考えています。

 

私自身、現在建築士試験の二次試験に向けて勉強中です。

 

合格に向けて一緒に頑張りましょう!

 

 

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★☆☆☆☆☆☆☆☆彡

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

この記事を書いた人 「まるたか」

 

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このブログについて 「建築士の挑戦」

★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設

退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。

「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。

 

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