「私達は歯車の一部である。」
「私達は歯車の一部である。」
これは、
独立から約1年間、個人事業主として社会をみてきた感想です。
経営者・正社員・非正規社員・公務員、
そして業種に限らず、共通して当てはまる事だと思います。
日本の再分配システム
日本には、税徴収・再分配システムが確立しています。
税を徴収し再分配する過程は同じなのですが、
再分配の過程でカタチを変えて、一部の人々へ集中的にお金が流れているのが事実です。
(日本の闇と表現する方もいます。 この辺りの話は、後日改めて記事にます。)
再分配は、
・公務員の給料
・公共事業
・補助金
・交付金
・助成金
・公共福祉
など、様々なカタチで私達へ還元されます。
直接的でなく、間接的に流れる場合がほとんどでしょう。
システムの中で生きなければならない事実!
再分配の流れの例として、「公共事業」をピックアップしてみます。
公共案件に携わる設計事務所・ゼネコン・工務店の報酬の源は「税金」です。
民間案件でも、事業資金の源をたどれば、税金が含まれていることでしょう。
なので、日本国民全員がこのシステムの恩恵を少なからず受けているわけで、
このシステムが崩壊したら困る人がたくさんいるわけです。
なので、
・なんか今の社会って生きづらくない?
・なんで官僚は天下りできるの?
なんて感じていても社会は変わりませんし、あらがうこともできません。
なので、この事実を認識することが重要だと思います。
(変えるには相当な実力とパワーが必要。)
経営者も歯車の一部
経営者も例外なく歯車の一部です。
正社員は、給与天引きというカタチで税金を毎月徴収されますが、
同時に、会社側も正社員を雇った段階で社会保険料を負担することになります。
この支払いをシミュレーションすると結構大変で、会社員時代に考えていたよりも経営者って大変です。
(経営者・自営業者になれば、自由度は確実に上がるけども)
これらが、
「私達は歯車の一部である。」と考える根拠です。
重要なこと!
「いかに良いイス(ポジション)を取るか。」
今のシステムの上で生きている以上、
「いかに良いイス(ポジション)を取るか。」
が重要なのかもしれません。
(これが正しいか、間違っているかは別の話として)
経営戦略やマーケティング等がとても重要だとは思いますが、
儲かっている会社は、大小関係なくお金が集まる仕組み(流れ)があります。
この世の多くは、このシステムの上にあるのが事実です。
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最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
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★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務については、『ARCHITECTURE ARCHIVE 〜建築 知のインフラ~』にて情報発信中。
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