小菅村視察の第二弾です。
小菅村について
小菅村は、多摩川の源流に位置する山あいの村です。
面積は52.78km2 人口720人の村です。山梨県の北都留郡に位置していますが、東京都に近いため生活圏が東京都のようです。
街の雰囲気としては、自然豊かな街で、ツーリングと渓流釣りを楽しむ方が多い印象でした。また、各地に製材所がみられました。一昔前は、林業が盛んだったようで高度成長期を支えた街であったようです。
タイニーハウスモデルハウス
『道の駅 こすげ』にタイニーハウスのモデルハウスがあります。
そこには、「小菅の湯」という温浴施設が併設してます。
外壁に建物の情報が記載されています。
構造:木造 平屋建 床面積:13.14m2 + ロフトスペース4.96 + 1.91 m2
キッチン、シャワー、WC整備
外装内装共に、国産材が多様に使われています。
とても良い雰囲気です。今までの住宅スケールで考えると「小屋」と捉えられてしますかもしれません。
モデルハウスを見て感じた事
普通に生活するだけなら十分な大きさだと感じました。風呂に入りたければ、隣の小菅の湯に行けばいいし、広いところで作業したければ、公民館を借りればいいし、公共の施設を利用すれば、自分の家は小さくできますね。
なんでも自分の家でやろうとするから、大きな家が必要になるわけで、パーソナルな部分のみ自分の家に装備し、それ以外はみんなとシェアすれば、実にエコロジーな生活が実現できると思います。
(もちろん従来の形が悪いわけではないので、ひとそれぞれ選べる事が重要だと思う。)
バイクや車が好きな方達向けに、共用ガレージがあるもの、音楽好きな方たちの為に、共用のスタジオがあるもの等、趣味で集まる集落ができても良いですよね。
まとめ
タイニーハウスは、これからの住まい方として可能性があると感じます。
「住まい」としてだけでなく、ITインフラを導入して「企業の保養所」的なサテライトオフィスのような使い方への発展もできるのでは?とか想像が膨らみます。
地方だからこそできる事はまだまだありますね。
↓↓「タイニーハウスコンテスト」2018完結編はこちらです↓↓
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ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
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★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。
「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。
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