TwinMotion 使ってみた 「その1」
TwinMotion2019とは、建築、建設、都市計画、造園の専門家向けに設計されたソリューションです。
これが、EPIC社とタッグを組むことによって、Unreal Enjineを搭載し、高品質な画像、動画を短時間で制作することが可能となりました。
しかも、無料です!!(2019年11月まで)
2019年11月までは、誰でも無料でダウンロードできますし、
かつ、その期間までにダウンロードした方は、その後も使い続けることができます。
かなり、太っ腹ですね!
今回は、「twinmotion 使ってみた」の第一弾として、
1・twinmotion のダウンロード方法
2・twinmotionを使ってみた!
について紹介させて頂きます。
まだ、使い込んだわけではないのですが、
直感的な操作感で、PCの操作が不得意な私には使いやすい印象を受けました。
是非、お試し下さい。
Twinmotionとは?
Twinmotion2019とは、建築、建設、都市計画、造園の専門家向けに設計されたソリューションです。
これが、EPIC社とタッグを組むことによって、Unreal Enjineを搭載し、高品質な画像、動画を短時間で制作することが可能となりました。
↓ 下は、テストで作ってみた動画シミュレーションです。
初めて操作しましたが、簡単にできました。
カクつくのが気になりますが、アングルパンを微調整すればもっとスムーズになるはずです。
操作に慣れればもっといい感じにできそうです!
↓↓ パースもかなり綺麗です。
これが無料ですよ!
かなりビックリです。
さらには、360°画像も出力できます!
類似するソフトといえば、「Lumion」でしょうか。
その内、CADソフト自体無料になっちゃいそうですね!
twinmotionをダウンロードするには?
twinmotionをダウンロードするのは簡単です。
まず、Epic社の「Epic Games Launcher」をダウンロードする必要があります。
その後は、上の図の手順でダウンロードしていくだけです。
↓下のURLからダウンロードできます。
twinmotion使ってみました!
早速「twinmotion」を使ってみました。
取り込めるデータ形式
取り込めるデータは、FBX・SKP・C4D・OBJ等、3Dモデルならほぼ取り込むことが可能です。
さらに、revit、ARCHICADは直接同期できるようです。
今回は、スケッチアップ(SketchUp)からモデルを取り込んでみました。
スケッチアップ(SketchUp)ユーザーは非常に多いので、直接取り込めるのは非常に便利ですね!
取り込んだデータは、このブログでも何度か使用している3Dモデルです。
このモデルに、
1・植栽
2・人物
3・カメラモーション
を付けていきます。
1|データを取り込む
スケッチアップ(SketchUp)データを取り込みます。
取込は時間もかからずとてもスムーズです。
2|グランドモデルを配置
用意されているモデルがとても豊富です。
しかも、ドラッグ&ドロップで配置できます。
【ココがポイント!】
ここまでは、UnrealEngineでもできますが、
さらに便利なのが、カーソル操作で高さ・大きさを変えられる点です。
カーソルを上下させるだけです。
これは便利ですね!!
3|装飾モデルを配置
続いて、人物や自動車・家具等を配置していきます。
これも、植栽の配置と同様にドロップしていく感じで配置していきます。
自動車のモデルも豊富です。
さらには二輪車(自転車・バイク)まで!
人物モデルも豊富です。
人物の集団モデルもあります。
↓謎の行列を作ることも可能です。
同じグループの配置でも、よーく見ると人物が変わっているのです。
全く同じモデルが金太郎飴のようになるのを防いでくれます。
家具も豊富です。内観を作るのに便利ですね!
オフィス向けのモデルもあるので、商業モデルにも使えそうです。
小物まであります!
これは驚きです!
【ここがポイント!】マテリアルの変更
特に凄いと感じたのは、マテリアル変更の操作性です。
ドラッグ&ドロップでテクスチャーを配置していくのはUnrealEngineでもでるのですが、
特筆すべき点は、テクスチャーの縮尺・反射・回転等をスクロールで操作できる点です。
Unreal Engineでは、別ウィンドウで数値を変更する操作が必要だったので、
この操作感はかなり良いです。
完成形がこちら!
↓↓完成した動画シミュレーションがこちらです。↓↓
人物の動き、植栽の風でそよぐ感じも表現できます。
簡単にできちゃいました!
但し、快適に作業するには、PCにそれなりのスペックが必要になるので注意です。
↓ 建築Viz用のPCを検討してみてはいかがでしょうか?
さいごに
今回は、今大注目のTwinmotion2019を取り上げてみました。
かなり簡単に操作ができるので、建築ビジュアライゼーションの裾野を広げる存在になることは間違いないでしょう。
今回はスケッチアップ(SketchUp)から取込を試してみましたが、他のCADからの取込みにも挑戦してみます。
次回もよろしくお願いします。m(_ _)m
★☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人 「まるたか」
↓「まるたか」について詳しくはこちらをご覧下さい。
★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務については、『ARCHITECTURE ARCHIVE 〜建築 知のインフラ~』にて情報発信中。
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