エンジンがかからない時に まず " チェック " する3つのこと!!
エンジンがかからくて 百裂キック!!
SR乗りなら一度は経験したことがあるはずです。
真夏の炎天下だったり、ツーリング先でなったら
もう大変!!!
私も先日大変な目にあいました。
今回は、エンジンがかからない時にチェックする工程と、
意外と多い原因について書きます。
1|エンジンがかかるとは!?
まずは、ガソリンエンジンの3要素をおさらいします。
「良い混合気」
「良い圧縮」
「良い火花」
「良い混合気」 をエンジン内部で圧縮し、
プラグで点火され、爆発の力でピストンが押し下げられる。
爆発の勢いで再びピストンが上昇。
排気バルブが開き、排気ガスを排出する。
この工程が4ストロークエンジンの工程となります。
ガソリンがエンジンへ届き、圧縮がり、火花が出れば、
エンジンはかかります。
続いて、エンジンが掛からない時にチェックするポイントを確認していきます。
よく理解しない状況だと、
いきなりCDIとかを交換して、無駄なお金がかかってしまうことがあります。
意外と簡単ことが原因であることが多いので、
お金がかけずにチェックできるポイントを紹介します。
2|エンジンがかからない時にチェックするポイント
その1 | ガソリンが供給されているか?
私も2回ほどありました。
フロートが固着しており、ガソリンが供給されていないことがありました。
又は、ガソリン量が少なくて、ONにしないとガソリンが出ない状況だったり。
コックを操作したり、
キャブのドレンボルトを緩めたりして、
ガソリンが供給されているか確認してみましょう。
その2 | ブラグから火花が出るか?
火花確認の定番の方法です。
プラグを外して、コードを繋いで、
フレームかエンジンに当てて、キックをします。
そこで火花が確認できればOKです。
その3 | キーシリンダーの導通はあるか?
一番多いのが、電気系統のトラブルだそうです。
1)キルスイッチがONになっていなかったり、
2)キースイッチがONになってなかったり、
旧車で多いのが、『 キーシリンダーの接触不良 』だそうです。
私の場合、
テスターで当たってみたら、導通が不安定でした。
確認方法としては、
①テスターで確認する
②キーON-OFFを連続でしながら、プラグの火花チェック
で確認できるそうです。
早速「キーシリンダー」を分解してみました。
接点を覆い隠すほどの、長年のほこりです。
このほこりによって、接触が悪くなっていたようです!!
これではいくらキックしても火花が出ないはずです......
シリンダー清掃後、快調です!
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エンジンかからない~!!
でお困りの場合、
まず最初にここをチェックしてみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人 「まるたか」
↓「まるたか」について詳しくはこちらをご覧下さい。
★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ 建築士
バイク乗って波乗って建築やってます。 \インスタはこちらから/
2018年10月に設計事務所「 samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務については、『ARCHITECTURE ARCHIVE 〜建築 知のインフラ~』にて情報発信中。
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